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【ゲームレビュー】宇宙ステーションのVR映像だけで感動できる宇宙船を操るMMO「Elite: Dangerous」

Elite Dangerous

英Frontierが開発している「Elite: Dangerous」(β版)の紹介です。オリジナルのゲームは90年代にまで遡れるゲームだそうです。既存のパブリッシャーからは最新作の開発が断られたので、Kickstaterで資金募集に成功して開発に入ったもののようです。

DK2のリリースに合わせた8月1日にβサービスを開始し、Oculus対応を打ち出しているあたり、VRを非常に意識しているゲームです。YouTubeの動画だと、ヘッドトラッキングにしっかりと対応している様子が見て取れます。これがDK2に合わせているのかどうか、私には判断ができないのですが。ただ、どうもゲームはMMOのようで、Eve Onlineに近いもののようです。すぐにゲームを遊ぼうと思ったら、β版を買うしかありませんが75ドルと結構いい値段がします。



そこで、地雷覚悟で、買ってみたところ本当に地雷でした。ユーザー登録があったり、長々とダウンロード待たされた末に、結局、映像が出やしない。ただ、結果的には映像を出せて、VRの体験としては十分に楽しめています。


■宇宙でのドッグファイトのゲームがやりたい
3月にサンフランシスコであった、GDCの展示ブースで、今年、Oculus Rift DK2と、SCEのプロジェクトモーフィアスの両方で共通して提供されていたデモにCCPの「Eve: Valkyrie」がありました。宇宙戦闘機のシューティングゲームで、確か4対4。両方のハードでデモプレイをしたのですが、敵機の背後を取ろうと飛んでいる内に、画面上方に逃げられてしまい、頭で上の方を向いても、ヘッドマウントディスプレイだから見続けることができる、という体験ができたのが、VRのゲームはすごいかも、と思わせた体験でした。

それで、サービス開始のローンチに合わせて発売される予定と聞いているものの、現時点では発売日は発表になっていません。同じような宇宙戦闘機同士の戦闘が経験できるゲームなり、デモなりが出ているのではないかと探し回りました。そこで探していてぶつかったのが、「Elite: Dangerous」です。

■Elite: Dangerous(Beta1)をDK2に表示させる手順
どうすれば動作するのかは、いろいろ調べてやっとわかりました。

・Oculus Configuration Utility で、Oculus を Entended Modeに設定
・Oculus Configuration Utility の Advanced > Pause Service… を選択
・そして、Oculusを「メインディスプレイ」に設定後、ゲームを起動
・ゲーム内で、Option > Graphics で、Oculus Rift (Headphone)を選択
・Resolutionを 1920 X 1020 に変更
・Refresh Rateを 75 HZ に変更


それで、ちゃんと画面がOculus表示されます。ただ、マシンスペックは相応に要求されるようです。筆者のは、GeForce GTX 870M を搭載しているゲーミングPCです。

その後、Beta版の影響か、いかにも懐かしい響きを込めた洋ゲー的な影響か、とにかくいろいろ不親切なことこの上ない。キーボードの何をどう操作すれば動くのかが直感的にわかりません。オプションページを見てもよくわかりません。

筆者の場合は、Xbox 360コントローラーを接続したことで、何とかまともに宇宙船を飛ばせるようになりました(Controls : Presets > CONTROL PRO を選択)。
どうも、サイドワインダーみたいな戦闘機を操るタイプのコントローラーの使用推奨感がたっぷりと。

■宇宙ステーションの映像は圧巻
いろいろ苦労の果てもあったのかもしれませんが、映像は圧巻です。



Online を選択すると、宇宙ステーションのドックからスタートです。何度死んでも、最初の宇宙船は無料で手に入ります。何も考えずに宇宙ステーション内でバルカンを撃ってしまい、防衛攻撃を受け、蜂の巣になって、すぐに爆発することは何度もありました。

Launchを選択すると、発着ドック内を一望できる場所に移動します。

「これは宇宙ステーションの何ものでもない」という感じです。館内放送が聞こえてくるあたり、ワクワクします。眺めていると作業用のトラックが通路を走っている姿が見えますし、出入り口を抜けていく他のプレイヤーの船も見ることができます。すぐに連想したのが、Zガンダムの「グリプス2」ですが、そこの自分のガンオタ補正を感じます。

宇宙船の船内のインターフェイスもすべて3D化され、VRでは非常に効果的です。他のプレイヤー宇宙船がどこに飛んでいるのかを表示するモニターはものすごいわかりやすいです。ゆっくりと、出入り口を抜けて外宇宙に出て、ぐるりと振りかえると、今いた宇宙ステーションの巨大な姿が……かなり見入ってしまいました。

■ワープをする方法
さて、問題はこのゲームの不親切ぶりは徹底しているという所です。このゲームMMOなので、ミッションをこなして採掘して資源を得たりとかしないといけないのですが、何をすればよいのかがわからない。YouTubeの映像を見ているとワープして他の恒星系に飛んだりしているぞ。

そのやり方がわからない。動画を見ていると、左側のインターフェイスに秘密があると言うことがわかりました。そこに表示されるものから、距離が遠そうな恒星系らしき選択をして、Hyper driveを選ぶと、エネルギーをチャージして、その星が存在する方向に向かって飛ぶと5秒あまりで、ワープします。


(ワープの仕方はこの動画が参考になります)

飛ぶと、恒星がドドンと現れ、他の惑星にも行けるようになりますが、これまた、そこから何をすればいいのかわからない。なぜか、他の恒星系を飛んでいる最中に、急にワープが中止されたかと思ったら、目の前に4隻の宇宙船がいると思ったらいきなり攻撃されました。あっという間に沈められてしまいました。NPCの海賊か何かなのだろうと思います、多分…。

一度沈められてから、今度はワープできなくなりました。なんとかかんとかエラーが右側のインターフェイスに表示されそれっきり。どうにも意味がわかりません。

■VRならではのドッグファイトの体験はシナリオモードで
しょうがないので、一人でできる Combat Scenarioをやり始めたのですが、これまたものすごい不親切。全部で9面あるのですが
1面 宇宙に浮いている表示が出ているものを全部攻撃して破壊でクリア
2面 宇宙船とのドッグファイト、なかなかいい気分で倒せます

問題は3面

3面 経験値の高いパイロットが乗った宇宙船とのドッグファイト



勝てねーよ。強すぎだよ。30分以上闘っても、打ち落とせない上に、逆にやられてしまうよ……。4回ぐらい挑戦しましたが投げました。もしかして、Betaなので、3面までしか作ってないのか?

ただし、頭上を見たり、後ろから迫ってくる敵機を振り向いてみたりと、とにかく、VRらしい体験は思いっきりできました。戦闘シーンに音楽が付いて、的確な効果音が出ていると、思いっきりゲームです。DK2に慣れてくると、画質の問題とかも感じるようになるのですが、VRならではの没入感は強烈です。テレビモニターで遊びたいとは思わないです。

MMO部分はいらないから、複数のNPC相手の戦闘機のドッグファイトで、十分だからその機能を付けてほしい。レーザーしか使えないので、ミサイル使わせてくれ……、と思ったりしました。結局、何をどうすればよいゲームなのかは、いまだによくわかってません。

■正式版リリースは年内
正式版は年内に販売が回される予定で、β版は75ドル、予約販売は50ドルで同社サイトで受け付けています。ある程度、現時点では地雷であると覚悟の上、YouTube等で公開されている動画体験をしてみたいと思われる方にはおすすめです。正式サービス開始しても、不親切さはこのままのような気がします。

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